らくたび 京都の旅

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らくたび京都道中記

第31話 2006年11月26日(日) らくたび歩く講座
     − 芸術の秋、紅葉の宇治を歩く−
         





                                           記 : きょうすけ


  13時京阪宇治駅改札前に集合。朝から雨の予報を覆し、なんとか天気は大崩れすることなくスタートできました。
まずは宇治橋を右手にみながら、小さいお寺の門をくぐって階段を上ります。大きなイチョウの木とこじんまりした境内からは宇治川と宇治橋を見下ろすことができました。お寺の名前は放生院。通称は「橋寺」。古来、宇治橋の管理をしていたそうです。その証拠に境内の宇治川を見下ろせる位置には「宇治橋断碑」(重要文化財)があり、その歴史を雄弁に物語っています。
時代祭

 小さいお寺を後に、さわらびの道を世界文化遺産の宇治上神社へ。普段は世界遺産にもかかわらずひっそりしているのですが、さすがに今日は紅葉シーズンだけあってすごい人!日本最古の神社建築を眺めつつ参拝します。一つの屋根の下に三つの社が並んでいるのも変わった感じです。それぞれ祭神がお祀りされていて、向かって右が「莵道稚郎子(うじのわきいらつこ)(弟)」中央が「応神天皇(父)」、向かって左が「仁徳天皇(兄)」とされています。
宇治上神社
法堂
宇治上神社

 つづいて宇治神社へ。その昔は宇治上神社と一体だったようです。ここは七五三の受け入れが万端で、きれいな写真のセットもしてあり、茅の輪くぐりもできました。庶民的な地元に愛されている神社という雰囲気が伝わってきました。
宇治神社
宇治神社
宇治神社


そしていよいよ、紅葉の名所として知られる琴坂へ。曹洞宗の最初の道場であった興聖寺へ伸びる参道です。道の両側を流れる川が琴の音のように響きあったことから名がついたとか。それにしてもお寺の入口の付近の紅葉は圧巻の一言です。
琴坂
琴坂

 そんな観光的な周囲のイメージとは裏腹に、お寺は修行僧が現在も厳しい修行をしている雰囲気があふれていて、血天井があるとのことでしたが、それを観光的に見せるわけでもなく、ぐっと覗き込んだ縁側の天井は天気のせいか全体的に黒ずんでいて、全くわかりませんでした。観光的に見せるのもいいですが、こういうスタイルも、それはそれで味があるなと個人的には思ったりしました。


  琴坂を再び下って、小堀遠州が指導したことでも知られる朝日焼へ。ここでは、資料館を開けてもらって見学した後、今回は特別に、現在でも使われている登り窯を見せていただくことができました。現在でも火の神、愛宕神社がある愛宕山にお参りしてから火をいれるそうです。相当大きな規模のもので、いくつか焼く部屋が縦に斜面にそって順に並んでいます。
時代祭

それぞれの部屋で温度が違っていて、焼き方、用途によって使い分けされているとのことです。ちなみにここでは陶芸教室も開催されているそうです。 朝日焼HP>>

  見学後は宇治七名園のひとつ朝日茶園のお茶をいただいて、最後の目的地、世界文化遺産の平等院へ。
平等院
平等院
平等院

この頃から雨があきらかに降り始めました。鳳凰堂を見ながら鳳翔館へ。2001年の完成のため、初めてという人も多かったようです。館内では平等院の建立当時のCG映像や、日本三名鐘にも選ばれている鐘や、数々の宝物を見学できます。雲中供養菩薩が壁一面に広がる部屋は見ごたえ充分です。そして最後は平等院オリジナルグッズ満載のミュージアムショップを楽しんでツアーは終了しました。

天候のせいか観光客は意外に少なかったです。みなさん、存分に秋の宇治の風情を味っていただけたのなら幸いです。足元悪い中、お疲れ様でした。

 

〜 ご参加ありがとうございました。 お疲れ様でした! 〜

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