らくたび 京都の旅

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らくたび京都道中記

第27話 2006年7月9日(日) らくたび歩く講座
        〜哲学の道の隠れた裏道を歩く〜





                                            記 : あさがお


 今回は30人を超える方々にご参加いただき、きょうすけさんが掲げた「らくたび」の旗
(できました^^P)に導かれ、哲学の道を南へとたどりました。
道の始まりは銀閣寺の近くですが、今回は銀閣寺の拝観はなし(楽しみにしていた方がいらっしゃったらすみません・・・)。かわりに普通の団体旅行では行かないところをご紹介するのが「らくたび」なのです。
哲学の道
哲学の道
さて白川通今出川に集まった一行は、左手にせせらぎを、頭上に桜の若葉を見ながら
哲学の道
を進みました。
ところで、なぜ哲学の道に桜並木があるかご存知でしょうか?近くにある白沙村荘の主人であった画家・橋本関雪に奥様がプレゼントしたもので、「関雪桜」っていうのだそうです。素敵なエピソードですね。 そしてここが「哲学の道」と呼ばれるのは、哲学者・西田幾多郎が思索にふけりながら歩いた道だから。


     〜 人は人 我は我なり とにかくに 我行く道を我は行くなり 〜   
                                      西田幾多郎



哲学って難しそうですが、この歌を聞くとなんとなく悩める西田青年(?)と自分の姿が重なるような気がしませんか?


しばらく行くと法然院へ到着しました。山ふところに抱かれ、ひっそりと佇むお寺です。
山門をくぐると美しく整えられた盛り砂。いつも「ああ、京都だなあ」と思います。こちらには谷崎潤一郎の墓所があり、墓石には「寂」とただ一文字が刻まれています。
法然院 盛り砂
谷崎潤一郎の墓所
法然院 盛り砂
谷崎潤一郎の墓所

知る人ぞ知る大豊神社では、狛犬ならぬめずらしい「狛ねずみ」がお出迎え。境内にある神社のご祭神である大国主命が、火事にあったときねずみに助けられたという古事記のお話からですが、そのたたずまいはとってもかわいらしいです。他にも狛猿や狛トビなどもありました。参道のアジサイや七草なども、目を楽しませてくれます。
狛ねずみ
狛猿
狛トビ
左から 大豊神社の狛ねずみ、狛猿、狛トビ

今回の行程の約半分が過ぎたころ、熊野若王子神社で一休みしました。
こちらに「おみくじマッチ」というおもしろいおみくじがありました♪マッチの先が数本ずつ違う色になっていて、振って出たマッチの色で運勢を占うというものです。機会があればお試しあれ。

熊野若王子神社
おみくじマッチ
熊野若王子神社
 
おみくじマッチ

その後、永観堂を拝観しました。
見返り阿弥陀は有名ですが、他に6つを加えた「永観堂の七不思議」というものも伝えられています。
そのうちのひとつ「三鈷(さんこ)の松」は、三本に分かれた松葉です。財布に入れるとお金持ちに、たんすに入れると服が増えるとか。
これはぜひもらっていかないと!

永観堂
永観堂

最後に南禅寺に行きました。三門はいつ見ても壮大です。水路閣に上ると琵琶湖から京都へ引いてきている琵琶湖疏水の流れが涼しげでした。そのままインクラインまで行って今は使われていない線路に沿って歩き、蹴上のあたりで解散となりました。

南禅寺三門
南禅寺方丈
南禅寺三門
 
南禅寺方丈

水路閣
インクライン
水路閣
 
インクライン

梅雨の真っ只中だけに天候が心配だったものの、予想に反してまったく雨に降られることなくコースを終了することができました。あとで知ったのですが最高気温32.6度、湿度は53%だったそうで、参加者のみなさんは「盆地の夏」らしい一日を味わえたことと思います。
もうすぐ梅雨も明け、いよいよ本格的な夏の到来も間近です。皆さまご自愛頂きつつ、一緒に京都の夏を楽しみましょう!

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