らくたび 京都の旅

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らくたび京都道中記

第26話 2006年6月4日(土) らくたび歩く講座
        〜 東山の隠れた名所を訪ねて 〜    


                                      

2006.6.4 記 :きょうすけ



 からっと晴れわたっていい天気になりました。今回は東山コースですが、ちょっと観光ではいかないようなスポットを巡るということで楽しみです。
まずは東山三条から旧東海道を通って、粟田神社へ向かいます。


途中白川を少し下がって明智光秀の首塚へ。こんなところにあったのにはびっくりしました。大山崎の戦いに敗れた光秀は山科の小栗栖にて落ち武者狩り命を奪われ、家臣が知恩院に首を持ち帰って供養しようと、ここまで戻ってきたところで夜が明けてしまい、首を埋めたと伝わっているそうです。夜に来ると自動的ライトが照らされかなりびっくりするとか・・・。
今度は知らない人をいざなって夜に訪れるのもいいかもしれません^^。

明智光秀の首塚
明智光秀の首塚

神宮道を過ぎたあたりから、東海道らしい風情がチラチラと感じられるようになります。その道を粟田神社の参道が横切っています。南へ続く階段を上がっていくと、見晴らしのいい境内に出ました。ここは古来より、祇園祭の原型である粟田祭がよく知られているところ。10月10日に向けて今日も練習をはじめるべく、神社の関係者の方々が集まっておられました。以前のツアーでなじみがあったため、気軽にお声もかけていただきました。

粟田神社
粟田神社境内から
粟田神社
 
境内からの眺望


東海道の出入り口にもあったことから旅の守護をいうご利益もある神社で参拝した後、青蓮院に向かいます。
大きなクスノキのもとで、内部の説明をした後、いよいよお堂の中へ。
緑が濃くなったこの時期は、青蓮院がもっとも美しく見える時期ではないかと思います。お堂をゆっくり回って拝観し、その後庭に出て一周します。

青蓮院クスノキ
青蓮院のクスノキ

その後、南隣の知恩院へ。途中知恩院にまつわる七不思議の一つ、「瓜生石」をみながら、男坂を頑張って登り、「忘れ傘」をみんなで探して、「鴬張り」を実感しながらお堂を一周しました。ここではカッパやセミという、水をイメージさせる意匠をあしらった柱の金具を見て回るのも楽しいです。

瓜生石
忘れ傘
知恩院七不思議「瓜生石」(左)と「忘れ傘」(右)


そして開祖である法然上人の廟へお参りし、本日の目玉であった法垂窟(ほうたるのいわや)へ。法然上人が念仏をあげられたという洞窟の中に清水が湧いているようです。ここがまさに浄土念仏発祥の地とされているのですが、山深いためか、訪れる人は全くといっていいほどいません。しかし巨大な法垂窟の石碑と、腰掛けてやすめる場所もきちんとつくってあり、ここが重要な場所であることが伝わってきます。

法垂窟
法垂窟(ほうたるのいわや)

知恩院三門
日本一の大鐘楼
知恩院三門
 
日本一の大鐘楼

その後、日本一大きい大鐘楼をみながら円山公園へ。
「ねねの道」を散策し、最後の目的地、霊山護国神社へ向かいます。かなりハードな坂だけに、ツアー終盤、ここは体力勝負になりましたがみなさん元気に上まであがってもらいました。
ここには、坂本龍馬をはじめ中岡慎太郎や桂小五郎、高杉晋作、久坂玄瑞といった幕末活躍した志士達が眠っていました。その見晴らしの良さに、ほっこりしながら、そんなに昔のことではない幕末の動乱に思いをはせました。この見晴らしのいい場所で彼らはいまどんな思いで京都を見下ろしているのでしょうか。
行程的に少しハードだったかもしれませんが、盛りだくさんで大満足のツアーになりました。

霊山護国神社
霊山護国神社境内からの眺望

暑い中、多数のご参加ありがとうございました!!

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