らくたび 京都の旅

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らくたび京都道中記

第23話 GWスペシャルツアー 第1弾
   眺望抜群の大文字山登りと東山を歩く爽やかな旅    


                                      

2006.5.3 記 :鹿の子




 らくたび企画本「京都で過ごす1週間」発売記念、GWスペシャルツアーの第一日目、
東山三十六峰の一つ如意ヶ嶽(通称:大文字山)の登山です。空は雲ひとつない晴天で、登山には絶好のお天気でした。


白川通今出川交差点に集合し、銀閣寺の門前へ向かいました。銀閣寺門前には浄土院、通称大文字寺と呼ばれるお寺があり、8月16日の送り火を取り仕切っているお寺です。
送り火は空海が始めた説や足利義政が始めた説など諸説あり起源は定かではありませんが、現在では先祖や故人の精霊を送る京都の晩夏の風物詩です。


大文字山へ
大文字山登山
大文字山へ
 
登ります

文字山への登山口は銀閣寺の門前を左折し、しばらく歩くと鳥居がありますのでそこを右折して道なりに登っていきます。ゆるやかな山道をのぼっていくと戦国時代の山城跡に湧き水がありました。
道はどんどん山深くなっていき坂道も急になってきました。途中、お地蔵さんが祀られている所で休憩をとり、もうあと一息、最後は長い石段を登って空がひらけてきました。
大文字の火床に到着です。

大文字山の眺望
大文字の火床から京都の街を望む

大の字の中心の火床からの展望はまさに絶景!
京都市内が一望です。皆さんとあそこが御所、あそこが下鴨神社、上賀茂神社と指をさしながら、まるで大きな地図の上にいるようでした。


絶景を堪能しつつ、もう一つのお楽しみはお弁当です。皆さんと手作りのお弁当やおにぎりをおいしくいただきました。
私のお弁当は助六で有名な百万遍の中村屋さんの助六弁当を持参しました。

助六
中村屋の助六弁当

このすばらしい景色をずっと眺めていたいのですが、後ろ髪を引かれる思いで大文字山の山頂を目指して出発です。火床から少し上りと下りを繰り返して山頂に到着です。
木々の間から京都の南部、山科が展望できました。
そして蜃気楼のように大阪京橋あたりのビル群も見えました。

山頂
山頂からの景色

ここからは東山トレイルコースを縦走して日向大神宮へ向かいます。なだらかに山道を下ります。山道の脇にはコバノミツバツツジの鮮やかな紫色の花が咲き、小鳥のさえずり、新緑薫る涼やかな風を肌で感じることができました。
途中、道が6本に分かれていて思案処という立て札がありました。そこで少し思案して(もちろん道に迷っているわけではありません)、日向大神宮に到着です。
日向大神宮
シャガ
日向大神宮
 
シャガ

日向大神宮は23代顕宗天皇の時に創建されたと云われる歴史ある神社で、京の伊勢と呼ばれるように、内宮、外宮を配し社殿の屋根は茅葺で千木、堅魚木もあり、小さな川に橋も架かっていて伊勢神宮のように神秘的な神社です。
神社のいたるところにシャガが咲き乱れ、新緑はまぶしく、ここもまた絶景でした。そして日向大神宮はらくたびお薦め、秋の紅葉の名所でもあります。秋もぜひお越しください。

 
そして境内にはミステリアスなスポット「天の岩戸」があります。洞窟のようになっていて、くぐり抜けることができます。
岩戸に入る時はドキドキしましたが、くぐり抜けると体が清められたような気分になりました。

天の岩戸
天の岩戸

 日向大神宮を後にし、インクラインでツアーを解散しました。参加者の方が万歩計を付けられていたのですが、なんと2万2千歩歩いたそうです。


そして最後に目からウロコラム、大文字山の火床に残ったから消し(消し炭)を半紙にくるんで水引をかけて家の門口につるしておくと厄除け盗難除けになる、また煎じて飲むと腹痛に効くといういわれがあります。今年の送り火の後に大文字山に登って消し炭を拾ってみてはいかがでしょうか?

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