らくたび 京都の旅

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らくたび京都道中記
第16話 らくたびツアー 第5弾
   『 大雲院特別拝観 & 清水焼手びねり体験ツアー 』
      八坂神社 〜 大雲院 〜 東山散策 〜 清水焼創作陶芸




                                   2005.07.10 記 : こづち


 雨の京都満喫! というお天気にも関わらず、今回のツアーの出発点 八坂神社 西楼門前 には16名と多くの方々にお集まりいただきました。 その中には着物で参加くださった方もいらっしゃり、雨と着物姿も風情があって凄くいいものなんだなぁ と、お会いした瞬間に感じました。 そして密かに心に誓いました。 ここ約8年着物に袖を通していない私
( こづち ) は、前回のツアー ( らくたびツアー 第4弾 『 東山の名刹をめぐるツアー 』 ) で堂々着物デビューのらくたろうさんに続かなくてはと ( これは 『 羽織と袴のあいだ 』 にも多大に影響されております )。


八坂神社 八坂神社にて
八坂神社 願いを込めて・・・


 それはさておき、まずは 『 祇園さん 』 と呼ばれ、多くの人に親しまれる八坂神社へ。 八坂神社の祭りといえば 『 祇園祭 』。 今年も京都の人はもちろん、全国からも沢山の人が 『 祇園祭 』 の魅力に集まって来られることでしょう。


美御前社の前にて 坂本竜馬・中岡慎太郎の像
美御前社の前にて 坂本竜馬・中岡慎太郎の像


 参拝後、美容の神様として知られる、美御前社 ( うつくしごぜんしゃ : 八坂神社境内に鎮座する末社 ) の御神水 「 力水 」 に触れました ( 祇園神水と呼ばれ、このお水を飲んで、美御前社に参拝すると美人になれるそうです )。 そうそう、聞くところによると、このお水を自作の石けん用に頂いて帰られる方もいらっしゃるそうです。
 山鉾館 ( 祇園祭の山を保管するための施設 ) を右にみて 円山公園 へ。 坂本竜馬、中岡慎太郎の像を見学し、いよいよ特別拝観の 『 大雲院 』 ( だいうんいん ) へ!!


大雲院 天皇宸筆の額
大雲院にて 天皇宸筆の額


 天正10 ( 1582 ) 年の 「 本能寺の変 」 で亡くなった織田信長とその長男、信忠 ( のぶただ ) の菩提を弔うために建立された寺院で、「 大雲院 」 という寺名は信忠の法名より名付けられたそうです。 本堂内には、後陽成天皇 ( ごようぜいてんのう : 第107代天皇。 戦国 〜 江戸初期に在位 ) が 『 大雲院 』 と寺名を宸筆 ( しんぴつ : 天皇直筆 ) された額が掛けられていました。 一言で言えば 『 力強い 』 でしょうか。 私は今まであまり見た事が無い特徴的な字体でした。 字はその人をあらわすと言いますが、うーん、どうなのでしょう、強い人? 頑固な人? 変わっ・・・、とめどなくなってしまいそうなのでこの辺にします。


祇園閣全景
祇園閣全景 いよいよ中へ・・・


 つづいて 『 祇園閣 』 へ。 入り口扉を開けると・・・・・・・!


敦煌の壁画 敦煌の壁画
敦煌の壁画 見上げる あさがおさん・・・


 そこには思いもよらない光景が目の前に! 参加者の皆さんからも声があがる位、そこにはあたたかくぽんやりと光る蓮の明かりに照らされた、敦煌の壁画が広がっていました。


八坂の五重塔 絶景かな、絶景かな!
八坂の五重塔 絶景かな、絶景かな!
八坂神社の森 & 市内一望 東山山麓の家並み
八坂神社の森 & 市内一望 東山山麓の家並み


 高さ 36mの楼上からは市内を一望することが出来、眼下には雨に濡れた京町家の瓦の艶がとても印象的でした。 特に 八坂の五重塔 は今まで見たことがない角度・高さからのものでした。 人でも建物でも、新たな一面が見られた瞬間! というのはささやかな感動が得られる気がして、特に私は好きな瞬間です。 今回はそんな感動を得ることができて、とても得した気分♪♪ になりました。


織田信長、信忠の墓 石川五右衛門の墓 石川五右衛門の墓2
織田信長、信忠の墓 石川五右衛門の墓 角が欠けている・・・


 次は地上へと下り、織田信長、信忠、石川五右衛門 ( いしかわごえもん ) のお墓へ。
石川五右衛門 と言えば謎に包まれた大泥棒。 謎めいているだけにどんなお墓なのだろう?? と、とても興味がありました。
 形は特別変わったものではありませんでしたが、謎 = 魅力なのでしょうか、お墓にまでもその魅力の証しが。墓石は謎めいた五右衛門人気にあやかろうと、墓石を欠いて持ち帰る人が後を絶たないそうで、すっかり角の丸い墓石となっていました。 あやかるなんてそんな・・・、と思いつつも謎に包まれた魅力に引き寄せられるように、そっと墓石に触れて、その場を後にしました。 ( 参考 : 世に盗人の種は尽きまじ


ねねの道 高台寺への参道 石塀小路
ねねの道 高台寺への参道 石塀小路


 続いてねねの道へ。 以前、らくたび講座の和菓子タイムにも登場していた 草わらび餅 『 洛匠 』 さんを右に。 細い路地にお宿が立ち並ぶ 石塀小路 を左に。 雨の中、傘をさして歩く。 なんてしっとりとした気分になるんでしょう〜。 と、浸りかかっていたところでしたが・・・。


維新の道 正法寺からの眺望
維新の道 正法寺からの眺望・・・


 この気分を一気にしゃき! っとさせてくれるような坂。 維新の道へ。 坂本竜馬、桂小五郎 ( 後の木戸孝允 )、高杉晋作など、幕末の志士が多く眠る霊山護国神社を過ぎ、さらに進むと・・・、正法寺へと続く石段。 この日は白くぼんやりと浮かぶ京都の街が見えましたが、晴れていれば市内を一望、遠くは大阪まで見えるそうです。


西村邸 イノダコーヒー
サスペンス好きの敦梅&西村邸 イノダコーヒーにて休憩


 石段を下り緩やかな坂を下り、十津川警部シリーズなどで有名な西村京太郎邸宅、その横にはキャサリンシリーズなどで有名な山村美紗邸宅前を歩き、三年坂の下へ新しくお店を構えた、京都の老舗 イノダコーヒー で休憩となりました。


三年坂 石畳の道
三年坂 石畳の道


 三年坂を登り、森陶器館さんへ。 いよいよ清水焼の創作陶芸 『 手びねり 』 体験! 私自身、それはもう楽しみにしていたので、ワクワクワクワク・・・しながらお店の中へと入りました。


手びねり体験1 手びねり体験2
先生のお手本 さっそくチャレンジ!


 『 お手伝いコース 』 と 『 自力コース 』 に分かれて、スタッフの方の丁寧なご指導を受けた後、早速作成にとりかかりました。 お抹茶椀、ビヤマグ、サラダボウル、湯飲み、マグカップ・・・・ みなさんそれぞれの作品完成に向かって。


手びねり体験3 手びねり体験4
あさがおさん きょうすけさん


 少しひんやりとした粘土の感触を楽しみつつ、手廻しロクロを使っての作成でした。 もくもくと作業をする人。 口と手が同時に動いている人。 本当にあっという間の約2時間でした。( 後で聞いてびっくりでした。 てっきり1時間位かと・・・。 )


手びねり体験5 手びねり体験6
「 あさがお 」 の花を刻んだ茶椀 姉妹で陶芸しました!


 『 お手伝いコース 』 での作成みなさんはさすが!! それはもうすばらしい作品を作られていました。 『 自力コース 』 のみなさんもさすが! 自力の作品! が完成しました。 約30日 〜 50日後に完成するそうです。 完成が待ち遠しいな。 楽しみ♪ です。


 作品を完成させた充実感と、完成まで楽しみが続いているような。 そんな気持ちを持ちつつ森陶器館さんを出た後、ツアー解散となりました。


 きょうすけさん、すばらしいガイドを、この 『 道中記 』 にお力をお貸しくださった涼さん、写真を提供していただいた らくたろうさん、お慶はんさん、ありがとうございました。
 そして、ツアーにご参加くださった皆様。 お天気は雨の京都満喫!のツアーでしたが、ご一緒でき、とても嬉しく思います。 本当にありがとうございました。


 また、ぜひぜひ皆様とご一緒出来る日を楽しみにしています。




番外編 『 こづちさんが行く! 』 ( 記 : 涼 )


 講座やツアーへ、何度も岡山県倉敷市から参加していただいている 「 こづち 」 さん。 過去のらくたびツアーで引いた 「 おみくじ 」 がすべて 『 大吉 』 という福の神なので、
「 打ち出の小槌 」 から 『 こづち 』 という名前となりました。 今回の道中記は、こづちさんに執筆をお願いしました。 お忙しい中、ありがとうございました。 また次回のツアーでお会いしましょう!


大吉を引く こづちさん マグカップ 完成!




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