『 第11話 拍手喝采! 古典芸能!! 〜 ナイトイン祇園 〜 』
底冷えの厳しい冬の京都観光は、どちらかというと、オフシーズン・・・。でも、そんな冬でも京都はとっておきの見所を用意しているのです! と言うわけで、今宵は 祇園歌舞練場に併設されている 『 ギオンコーナー 』 ( 祇園ヤサカ会館内 ) に行ってみました。
1200年の歴史ある京都では、多くの 「 古典芸能 」 に触れることができます。 しかし、季節が限られたり、催される場所も様々なので、古典芸能に触れる機会は そう多くはありません。
そこで超お薦めなのが、ギオンコーナーで催されている 『 ナイトイン祇園 』 です!
京都の伝統的な古典芸能を まとめて楽しむことができるのです!!
祇園 花見小路通
寒さも一段と厳しい日曜日の夜、閑散とした中にも 凛とした空気が張り詰める祇園花見小路を下がり、祇園歌舞練場へと向かいました。
祇園八坂会館
ギオンコーナー
今宵の 「 ナイトイン祇園 」 では、生田流による和の調べ 「 琴 」、祇園の舞妓さんによる艶やかな 「 京舞 」、高尚な音色と舞 「 雅楽 」、滑稽な演劇 「 狂言 」、そして 巧みに操る人形浄瑠璃 「 文楽 」 ( ぶんらく ) の全てを鑑賞することができるとあって、始まる前から期待は高まりました!
冬のこの時期に限り、8時開場、8時半開演、料金は超お得 1500円で鑑賞することができ、通常期の 2800円 ( 演目に、茶道と華道が追加 ) と比べれば、古典芸能に初めて触れる人にとっては、かなりお薦めできる内容と価格なのです!
舞台
ポスター
さあ、いよいよ始まります!
琴
まず最初は、生田流による和の調べ 「 琴 」 です。 琴は平安時代に中国より伝わったと言われています。 2人の奏者による演奏だったのですが、ほんと息がぴったり! その音色にうっとりしていると、あっというまに時間が過ぎていました。
京舞
たかちさ さん
続いて、祇園の舞妓さんによる艶やかな 「 京舞 」 です。 外国からの観光客の為に、英語による簡単な紹介も行なわれていましたが、舞妓さんのことを 「 舞妓ダンサー 」 と言っていたのには、ちょっと笑ってしまいました〜。 ダンサーなんやぁっと改めて認識。 二人出てこられて、名前は 『 まめあき 』 さんと 『 たかちさ 』 さんでした。 『 月は〜 ひがしやぁまぁ〜♪ 』 って感じの定番の京舞でした。 さすがにうまいですね! 洗練されていて、華やかで、それでいて しっとりと京情緒を感じさせてくれました。
記念撮影 きょうすけ
記念撮影 あさがお
その後はなんと、舞妓さんとの記念撮影タイム〜!! しっかりツーショットを撮ってきました。 やっぱり側に寄るとちょっと緊張・・・、写真を撮り終わると 『 おおきに〜♪ 』 と言われて すっかり舞い上がってしましました。 たかちささんと撮った写真は 宝物ですね。
雅楽と舞
さて、次は 雅楽です。 伝統の衣装と仮面をかぶった踊り手と、雅楽の演奏。 音色はなんともいえない、心揺さぶられるものがありました。 ちょっと高尚で、渋くって、独特の音ですが、なんか懐かしいような気持ちになりました。 日本古来より愛されてきた音色、更に言えば 太古の昔から脈々と受け継がれて来た音色は、心地よく自然と耳に入ってくるような・・・、そんな気がふっとしました。 やっぱり伝統には不思議なパワーがあるのかな〜?
狂言
雅楽で厳かな気分になった次は狂言です。 さすが滑稽な演劇、これは大笑いでした!太郎冠者と次郎冠者が主人の留守の隙に禁じられている酒盛りをするシーンを演じてくれましたが、面白かったのは、あらかじめそれを見越した主人が二人に酒盛りをさせまいと、出かける前に二人の手を棒と綱で縛ってしまうのです。 しかし、その状態でも酒盛りをやってしまうという所がなかなか笑えました♪ 会場全体も笑いに包まれていました。
文楽
そして最後は文楽です。 まるで生きたように人形を操る 「 人形浄瑠璃 」 の通称を 「 文楽 」 ( ぶんらく ) と言います。 今回の演目は、捕らえられた主人を助ける為に、妻が火の見櫓に上って急を報せる鐘を打ち鳴らす という、定番の演目のようです。 文楽を見るのはこれが初めてで、その人形のリアルな動きに驚きました! 一体の人形を三人の人が操り、人形とは思えない生きた動きに目を奪われました! 特に火の見櫓に上るシーンは、雪で足を滑らせながらも、着物の袖をまくり上げ、髪を乱して必死に上っていく最大の見せ場であり、もう 『 お見事! 』 の一言でした!!
祇園甲部歌舞練場
花見小路通
5つの古典芸能が1時間という時間の中で、またたくまに終わりました。 会場は拍手喝采に包まれました。 ほんとに中身の濃い1時間で、次回は それぞれの古典芸能をもっとゆっくり見てみたいなぁ〜、と思いました♪ 古典芸能の楽しさ、面白さを味わうことができる、初心者には最高の催しです。
是非、皆さんも一度、行ってみてはいかがですか? 優雅でちょっと大人な時間を過ごせますよ♪
『 ナイトイン祇園 』 場所 :
ギオンコーナー
( 祇園ヤサカ会館内 )
2月 25 ・ 26 ・ 27日 ( ← お得! )
演目 『 琴 ・ 雅楽 ・ 狂言 ・ 京舞 ・ 文楽 』
夜 8時30分〜 ( 1時間 )
料金 1,500円
3月 1日 〜 11月末日 ( 8月 16日は休演 )
演目 『 茶道 ・ 琴 ・ 華道 ・ 雅楽 ・ 狂言 ・ 京舞 ・ 文楽 』
毎夕 午後 7時40分、8時40分 ( 2回公演 )
料金 2,800円 ( 予定 )
05.02.23 記 : きょうすけ
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