らくたび 京都の旅

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らくたび京都道中記
『 第10話  商売繁盛 笹持って来い!! 〜 十日ゑびす 〜 』 




まず最初に
    < コラム : 恵美須神社 「 初ゑびす 」 / 祇園のえべっさん
                                   を 参考にご覧ください。


2005年 1月、「 十日ゑびす大祭 」 に行きました。




 四条南座の東、縄手通りを 南へ。 めざす 『 京都ゑびす神社 』 は、四条通 と 五条通の ちょうど中間くらいにあります。 普段は ひっそりとした この界隈も、このときばかりは大変な賑わいで、両脇に露店が立ち並び、ある人は 吉兆笹を手に、ある人は たこ焼きを手に・・・ 私たちも お参り前なのに ついつい (^^♪


ゑびす神社 福飾り
ゑびす神社 福飾り
   < 地図 : ゑびす神社


 こちらの神社は、もともとは 近くの建仁寺にあり、応仁の乱の後に こちらに移したのだそうです。 建仁寺を開いた 栄西禅師 が、宋から帰国する際 「 えびす神 」 に助けられ、お祀りした とのこと。 えびすさんは そもそも 漁師たちの間で信じられていた神様。 だから 釣竿に鯛、なんですね!現在では 交通安全・商売繁昌の神様として おなじみです。


 鳥居をくぐり 進んでいくと、吉兆笹を彩る 鯛や小判、人型をかたどった福飾りも 目に鮮やか〜!


ゑびす神社本殿 中央 に マグロ が!
本殿 中央 に マグロ が!


 さて お参りを、と思ってまず驚くのは、お賽銭箱の向こうに横たわる 巨大なマグロ!
初穂 ( はつほ : その年で初めて収穫した穀物を 神仏や朝廷に最初に奉った。 また
その代わりの 金銭・お酒など。 神社で 初穂料 と言うのは ここから ) として 初漁の魚を
神前に供える 「 恵比寿の魚 ( うお ) 」 という言葉がありますが、なぜ 「 鯛 」 ではなく
「 マグロ 」(?_?) ご存知の方、いらっしゃったら 教えてください。 ちなみに このまぐろに
お賽銭を貼り付けるところも あるらしいです。


吉兆笹 福飾り
吉兆笹 福飾り


 神棚に供えられ、巫女さんの神楽によって 清められた笹は、吉兆笹 として参詣者に授与されます。 そして 来年はそれを返し、また新しい物をもらうのです。 京都でも 食べ物屋さんなどに行くと よく飾ってありますね。 私も 学生時代に来たとき、笹を手に ほくほくしながら家に帰りました。 あんまり学生マンションには合わないインテリアでしたけど ^^;


貼紙 「 この壁をたたいて〜 」
貼紙 「 この壁をたたいて〜 」 ドン!ドン!ドン!


 懐かしく思い出しながら 裏手のほうから出て行こうとすると、前の人たちが 社殿の壁をどんどん、と しきりに叩いていました。 不思議に思っていたら、「 この壁を たたいてお参りください 」 と 書いてあります。 中のえびすさんを起こすためだ とか。 マグロもそうですが、民間に根ざした信仰らしい慣習ですね〜。


北向蛭子神社 北向蛭子神社本殿
北向蛭子神社 本殿
< 地図 : 北向蛭子神社 ( 八坂神社 境内 )


 今回は はじめて、もうひとつの 「 えべっさん 」、祇園の 『 北向蛭子社 ( きたむき えびすしゃ ) 』 にも行ってきました。 こちらも いつもなら見過ごしてしまいそうな こじんまりとした社です。 でも 今日は辺りに響く 「 えびすばやし 」 と参詣の賑わいで 迷うことはありません。


七福神 の 行列 七福神
七福神 の 行列 七福神


 帰りになんと、四条通を こちらに向かってくる、船に乗った 七福神の行列 に遭遇!
祭事の一環のようでした。 なんだか とっても幸先がいい感じ♪


 今年一年、すべての人が ” えびす顔 ” で 過ごせますように。




                                   05.01.11 記 : あさがお


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