転法輪寺(てんぽうりんじ)では、ご住職にお話を伺いました。こちらは観光寺院ではないので、あまり一般の方は来られないそうです。“らくたび”
ならではの行程ですね。浄土宗・転法輪寺は、1758年関通上人が開山。関通上人は、世捨派(しゃせいは)であり、質素を旨とし念佛一筋を説いた方。その好みの佛具(五具足)は、質素で簡素なデザインで、関通型と言うそうです。ご本尊は7メートルもある大きな阿弥陀如来坐像。こんなに古くて立派な仏像が観光寺院ではないお寺にあるということに、京都の奥深さを感じます。
そしてこの大きな仏像の後ろには、もう一体このお寺の宝物の阿弥陀さんが いらっしゃるとか・・・、確かに、可愛らしいぷくっとした仏さん。お顔は阿弥陀さんですが、身体が子供という珍しい裸の阿弥陀如来です。室町時代か、もしくは鎌倉時代の物だとか。こちらは通常は秘仏として公開されていないそうです。
そして、すぐ横にある蓮華寺へ。この蓮華寺は平安時代中期に、嵯峨広沢の池辺りに創建されましたが、何度か移転し、昭和の初めにこの地に移ってこられたそうです。しかし、この石仏は創建当時に木食上人が造立されたものなので、とても古い「石造の五智如来」です。ちょうど日が暮れ始めて、五智如来に西日が差し神々しく見えます。仁和寺の桜は散り始めですが、こちらの桜はまだまだ満開です。訪れる人も少なく来年の桜の穴場スポットに登録します!
御室を後にして、妙心寺を通って帰路JR花園駅へ向かいます。妙心寺の境内は整然としており、仁和寺とは異なる格式のある風貌です。こちらは通過するだけでしたが、若村先生による簡単な説明を受けました。46の塔頭が並ぶ壮大な規模・山内一豊ゆかりの大通院・狩野探幽の雲龍図・明智風呂などなど……。ちょうど私は午前中にこちらを拝観していたので、復習になったので得した気分です(笑)
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