らくたび 京都の旅
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らくたび京都道中記
 〜 5/4(金) ゴールデンウィーク!新緑の醍醐山登山 〜
 
 5月4日は「みどりの日」です。その日にふさわしく、新緑を愛でよう!と、いつもとはちょっと趣向を変えて、今回のらくたび講座は醍醐登山に決定。
一口に醍醐寺と言っても、実はふもとの下醍醐・山上の上醍醐と分けられるほど広く、醍醐寺を訪れてもほとんどの方は上醍醐にまでは足を踏み入れていないのではないでしょうか。
当日、空は晴れ渡り、ときにそよ風が心地よく頬をなでる絶好の登山日和となりました。醍醐寺、と聞いて頭に浮かぶのは豊臣秀吉が催した盛大な「醍醐の花見」ですが、太閤ご自慢の桜達はつい半月前を忘れたかのように青々とした若葉を茂らせていました。

集合場所の三宝院前から金堂五重塔・・・と説明を聞きながら移動するうち、だんだんと参加者の皆さんの間に軽い緊張感が漂ってきた、と思ったのは気のせいではないでしょう。
登り口には貸し出し用の杖もあってかなり本格的です。不動明王像に水をかけて道中の無事を祈願して、いよいよスタート。
道はある程度整備されていて、木陰だからそれほど暑くもなく、可憐な草花も目を癒してくれました。登山道では初級コースといったところでしょうか。それでもウソはつけません。覚悟はしていたものの、相当きつい道のりでした。ここを豊臣秀吉も登ったというから驚きです。


数回の休憩を入れつつ、全員がなんとか無事に目的の上醍醐へ。 ここで楽しみにしていたのが醍醐水です。醍醐寺の開山・理源大師に、この土地の神様がこんこんと湧き出る水を示し「醍醐味なるかな」といわれたという言い伝えにより寺の名を醍醐寺としたのだとか。
またそこから仏教の最上の教えをそう呼び、転じて物事の本質的な良さをあらわす「醍醐味」という言葉が生まれたのです。どれほどの美味かと期待していたのに、残念ながら醍醐水は渇水のため飲むことが出来ませんでした。

まぼろしの水を想像しつつ持参したお茶でのどを潤し、また登ります。


准胝堂薬師堂五大堂開山堂まで点を結ぶようにめぐって・・・・・・
たどり着いた場所はまさに絶景!折り重なるような山の向こうに小さな伏見桃山城のシルエット、さらに向こうはかすむ町並み・・・一同しばし陶然として景色を眺めていました。
さみしいような嬉しいような勢い任せの帰り道、行きの半分もかからず下界へ降りて理性院へ。こちらは拝観できるお寺ではありませんが、この時期の藤の美しさは一見の価値あり、です。門の外からそっと垣間見るというのも、なかなかに奥ゆかしくてよいのです。




理性院を後にしてそのまま北上し、朱雀天皇陵醍醐天皇陵の前を通って、地下鉄小野駅まで行って解散となりました。


盛りだくさんの一日のしめくくりは、随心院に伝わる小野小町と深草少将の悲恋物語でした。

小野小町に恋をした深草少将は百夜通いの誓いを立てるのですが、あと1日というところで倒れてしまうのです。
今日の私達のようにみんなで励ましあって歩いていたら、深草少将も約束を守り通せたかもしれないなあと思ったのでした。
                  (記:あさがお)
                

ご参加くださいました皆様、どうもありがとうございました。 お疲れ様でした!
 
 

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